#牡蠣食えば

牡蠣を食べたら書きます

築地場外 真牡蠣 生6 蒸し4

築地場外市場に来ております。場外市場は豊洲には移転せず、築地に残っています。豊洲の市場とは距離ができましたが、相変わらず観光客で賑わっています。まるでまだ市場が築地にあるかのようです。まさかとは思いますが。

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左手に魚屋さんが見えてきました。

これは牡蠣です。
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既に殻が剥かれた状態で置かれており、若干の不安を感じますが、左の長崎産をいってみます。
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デカい。歯応え強め。


さらに歩くと、店先で生牡蠣と蒸し牡蠣を売る店がありました。
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蒸し牡蠣、2個500円。


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美味い。
ちなみにこの店では生牡蠣は1個700円。



続いて別の店。ここでも店先で生牡蠣を剥いて頂く。
外国人観光客の列に並び、青空の下牡蠣を食う。
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こちら兵庫県産。美味い。味が濃いめ。

そのまま店内の立ち食いカウンターにつき、蒸しと生を追加。
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生2

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蒸し2


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生2

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美味い。

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これは中トロです。


築地場外市場は外国人観光客で常に混雑している。海鮮丼や寿司を出す店が多いが、価格は観光客向けで、わざわざ観光客に混じって築地で海鮮丼を食べる必要もない。それよりも、殻付き生牡蠣を手頃に食べることができる場所として都内でも貴重なので、近くに寄ったら牡蠣だけを食べにまた来たいと思った。



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2017年の牡蠣 計
生 31コ
焼き 11コ
蒸し 61コ
燻製 56コ
その他 14コ

上野 真牡蠣 生3 蒸し3

上野のこちらに再訪。

上野公園は花見シーズン真っ盛りで、アメ横は外国人観光客を中心に平日でももの凄い賑わいです。


生牡蠣と蒸牡蠣と日本酒です。

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生牡蠣。これは宮城県、歯ごたえがある。身が大きい。
3個で1000円


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蒸し牡蠣。これは兵庫県、3個で1000円



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刺身


なぜか最近蒸し牡蠣が一番美味しく感じるようになってきました。気温が上がってきたからでしょうか。

ウニや鮫の心臓も美味でした。


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牡蠣

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スッポン

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牛の胃や牛の胃など


2017年の牡蠣 計
生 25コ
焼き 11コ
蒸し 57コ
燻製 56コ
その他 14コ

真牡蠣 生2 蒸し2 / 『牡蠣礼讃』感想

近所の魚屋に殻付き牡蠣が売っていることがわかったので買ってきた。
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長崎産。

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殻は小ぶりながら、身は大きい。
生食可だったので、生で食べてみると、身はコリコリとしていて歯ごたえを強く感じる。
養殖されている海域によるものなのだろう、塩味が薄くあっさりしている。
また、牡蠣自体の味もどちらかといえば薄味で、旨みが少ない。この時期はすでに水温が上がってきている影響などがあるのだろうか。
先日長崎で大村湾九十九島の牡蠣をそれぞれ食べたが、いずれも加熱されたものだったので比較できないのが惜しい。
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4つ買ったうち2つは生で、2つは電子レンジで加熱して食べた。
電子レンジは加熱時間が長かったのか、鰓の部分がホタテのような味になってしまった。

しばらく魚屋を覗いて、また産地などが変わるようなことがあれば食べてみたい。


牡蠣礼讃 (文春新書)

牡蠣礼讃 (文春新書)

 先日、『牡蠣礼讃』という本を読んだ。著者の畠山重篤氏は宮城県気仙沼の牡蠣漁師・養殖業者であり、漁師でありながら植林活動を20年以上続けてきた人物でもあり、植林活動はやがてNPO法人「森は海の恋人」となって畠山氏は同法人の代表を務めている。また、文筆家としても牡蠣にまつわることや、海と森の自然環境保護に関する書籍などを多数出版している。

 本書は40年以上のキャリアを持つ牡蠣養殖業者の立場から、牡蠣の生態、養殖の仕方、日本における牡蠣養殖の歴史、海外の牡蠣事情、牡蠣殻の利用方法、牡蠣の美味しい食べ方など、牡蠣にまつわるあらゆることがエッセイ形式で綴られている。特に世界の牡蠣を求めてフランス、アメリカ西海岸、オーストラリア、中国などを巡る章は、日本で食べられている牡蠣は食べられる牡蠣全体から見ればごく一部の種類であることがわかるとともに、一方で日本から渡った牡蠣が海外で養殖されているなど牡蠣養殖の世界では古くから稚貝の輸出入や技術の研究などで繋がりがあることがわかり、大変読み応えのある紀行文となっている。
 なお2006年に出版されたものであるため、東日本大震災に関することは当然書かれていない。著者である畠山氏の経営する水山養殖場を含む宮城の養殖業者は津波により壊滅的な被害を受けた。しかし、水山養殖場は翌年には牡蠣の出荷を再開し、2013年には一般販売を再開するなど無事に復活を成し遂げた。復興に関することは2015年に出版された『牡蠣とトランク』に詳しく書かれていることと思う。

 本書を読みながら、日本で牡蠣が食べられることに感謝をしつつ、美味い牡蠣が食いたい。


2017年の牡蠣 計
生 22コ
焼き 11コ
蒸し 54コ
燻製 56コ
その他 14コ

築地 真牡蠣 生1 フライ4×3 & それどこ 真牡蠣 生11 焼き4 蒸し46 燻製56


「それどこ」に寄稿した記事が公開になりました。一斗缶で取り寄せた牡蠣を食べています。御笑覧下さい。
全部1人で食べたのか的なコメントがありましたが一応2名で開催しました。



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これは真牡蠣です。デカい、濃い、美味い。


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これはカキフライ。
これもデカいのは、カキフライ1個につき牡蠣が3〜4個使われている「合体カキフライ」だからです。

何個の合体まで料理として成立するのか興味があります。


2017年の牡蠣 計
生 20コ
焼き 11コ
蒸し 52コ
燻製 56コ
その他 14コ

長崎 真牡蠣 焼き7 蒸し6

長崎では新地中華街を中心に旧正月(春節)を祝う長崎ランタン祭りが開催されていました。
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まずは中華街の内部、普段は駐車場となっているスペースに設営された一際目を引くテントに入ります。
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これは蒸し牡蠣。500円
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ポン酢をかけて食う。
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これは九十九島の牡蠣。身は小ぶりながら美味。
この店はランタン祭り期間中だけの営業だそう。

次は湊公園から唐人屋敷跡に向かう坂道の途中にあったこちら。館内市場という建物の向かい側。

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カキタコ

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Googleストリートビューにはまだ別の建物が写っている。ここも仮設の店舗なのだろうか。奥の建物の外壁が塗り替えられているのがわかる。
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これは焼き牡蠣。大村湾産。500円
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店のすすめで、熱燗とザボン醤油をかけて食べる。
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うまい。

これは店内の様子です。
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2017年の牡蠣 計
生 5コ
焼き 7コ
蒸し 6コ

築地 真牡蠣 生3

2017年の築地にやってきました。
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ここにはかつて卸売市場が存在し、主に魚介類の取引が行われていましたがこの時代には既に豊洲に……あれ?なぜここに市場が?

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人間がそこらにいます。
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神もいます。

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これは茅の輪くぐりといって、輪をくぐります。
かつて、おみくじで凶を引いたら境内に結んでくることで厄祓いをしていましたが、現代ではSNSに写真をアップすることで同じ効果が得られると言われています。


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見覚えのある路地に入ってきました。

今日もいつもの食堂です。

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これは真牡蠣です。安定の旨さ。今日はレモンがありますね。日本酒と良く合う。
なぜでしょう、酒があります。

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これは北雪という佐渡の日本酒です。このお店ではいわゆる冷や、つまり常温での提供のようです。冷酒を飲みたい場合、300ml瓶の本醸造か、四合瓶での提供となるようです。

右に写っているのはアンコウの肝です。
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黄色いのは辛子酢味噌。
酒が進む。


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穴子と舞茸の天ぷらです。
穴子と舞茸の天ぷらを一緒に盛り付けると、どちらがどちらか見た目ではわからなくなるという発見がありました。
これもとにかく旨い。天ぷらにすることで蒸焼きのようになった舞茸と日本酒が最高。


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生ウニ。

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酒は新潟の峰乃白梅という純米吟醸です。
ウニが旨い。ウニが旨すぎてウニが乗っていた紫蘇だけでも旨い。

ごちそうさまでした。


昼でも夜と同じメニューで同じように飲めるのはありがたいお店です。定食を食べている人と飲んでいる人が同居する空間。
その分夜も昼もたぶん同じ価格だとは思いますが。たぶんというのはメニューに値段が書いていないからです。
値段が書いていないので仮に昼と夜で値段が違うとしても、きっと同じ原価率は取れているということなのでしょう。良いことです。客は美味いものを食べ、店は適正利益を得る。予想ですが。

値段は書いていないですが、びっくりするほど高くも安くもありません。参考までに隣に1人で来ている人はのどぐろの煮付け4500円を頼んでいました。


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かき


2017年の牡蠣 計
生 5コ